議会ニュース
1 学校適正配置について
まず、学校適正配置について伺います。
現在、本市では、12学級未満の小規模校が、小学校で全体の約4割、中学校で約5割に達しています。
子どもたちの健やかな成長のためには、学校規模の適正化を図り、良好な教育環境を整え、子どもたちが、集団活動をとおし、互いに学びあい切磋琢磨するとともに、仲間との交流をとおして社会性や向上心を身につけるなど、教育の質の充実を図ることが、極めて重要であります。
この度、「真砂地区」と「高洲地域」で統合の合意がなされ、平成23年4月に、統合による新設校が4校開校することが決定されました。
平成19年度末に「地元代表協議会」を設置してから、保護者や地域住民の方への個別の説明会や意見交換会等をきめ細かく実施し、質問や意見・要望等に誠意を持って対応し、地元との信頼関係を築いてきた当局の努力を私も評価しているところであります。
さて、この適正配置は、統合により跡施設の課題が残りますが、跡施設の活用方法については、地元としても関心が高いものと考えます。他の政令市では、子育て支援のための施設や地域コミュニティのための施設等に活用されている例が見受けられますが、「地元代表協議会」においても、統合後の跡施設活用についての意見が出されたのではないでしょうか。
そこで2点伺います。
1点目は、跡施設活用についての地元要望はどのように吸い上げ、まとめられるのか。また、現在どのような要望が出されているのか。
2点目は、跡施設活用については、市としてどのように検討していくのか、お答えください。
(2)マンション管理組合に対する再生支援施策について
次に、マンション管理組合が改修や建替えなどを検討する場合の再生活動に対する支援策についてお尋ねします。
本市は、他都市と比較してマンションの多い都市であります。特に美浜区では、マンション・団地が約90%をしめております。高度経済成長期に、当時の住宅公団の大規模な分譲団地を含め、約3万戸供給されています。これらの開発が、本市の発展、人口増に大きな役割を果たしてまいりました。これら
S40年代・S50年代に開発された団地は、建築後30年以上が経過していることとなります。
また、この中にはエレベーターのない中層の住宅も多数あり、10年後、20年後には、階段の上り降りが大変で、現在の住戸に住み続けられないと不安に思っている高齢者の方々も大勢いるのが現状であります。
最終的には、エレベーターを設置するか、もしくは、建替えを検討するか、さらには転居を余儀なくされるという状況に市民が追い込まれる可能性もあります。建物・設備の劣化に対する対策や、入居者の方々の高齢化に対応したバリアフリー化が求められております。
マンションでは、これらに対応した建て替えや大規模な改修、修繕などを行うには、多額の費用がかかるため、費用の捻出も含めて、詳細な検討が必要となってきます。その際、敷地や建物を管理している区分所有者からなる管理組合が中心となって活動しなくてはなりません。
大きな団地ですと500戸から1000戸という規模になりますので、管理組合の役員の方は、これら大勢の方々の意見をまとめ、合意に向けた作業をしなくてはならないのであります。
こうした中で、千葉市では、マンション管理組合を対象として、毎月2回、マンション専門の相談窓口を開設して、対応しています。また、毎年、様々なテーマでマンションセミナーを開催しており、本議会開会前の2月20日にも「マンションの再生」をテーマにセミナーを開催したと聞いています。
さらに、耐震診断費の助成や共用部分のバリアフリー化工事費、借入れに対する利子補給等も実施しています。
また、団地再生の指針として合意形成の方法などを中心にまとめた「団地型マンション再生マニュアル」を作成し、情報提供、啓発に努めているとのことです。
しかしながら、管理組合が大規模な改修や、建替えなどの再生を検討するに当たっては、事業資金のことはもちろんですが、区分所有者間の合意を図るのに非常に苦労しております。
今後のマンション管理組合に対して、情報提供だけではなく、さらなる支援の必要性があるものと考えております。
過去の定例会においても、老朽化したマンションの建て替えについて、何回か質問がでておりましたが、私もH20年第3回定例会において、今後の取り組みをお尋ねしたところ、先進都市の制度を調査研究するとの答弁をいただいており、今回の分譲マンション合意形成支援事業に結びついたものと考えております。
そこで以下の2点についてお尋ねします。
制度は何を目的としているのか、その内容、対象となる管理組合の要件は何か、補助対象となる経費は何か。
また、この制度を利用することにより、どのような効果が得られると考えているのか伺います。
3 公園緑地の整備と管理について
最後に、公園緑地の整備と管理についてお伺いいたします。
都市における公園緑地は良好な生活環境を維持する上で、重要な施設であり、市民の憩いの場やスポーツ・レクリエーションの場、良好な都市景観の形成とともに、ヒートアイランド現象の緩和やCO2の吸収源として、その重要性は高まりつつあります。
本市では、公園緑地の整備や緑地保全などを計画的に進めており、中でも市民一人当たりの公園面積は、他の政令市と比較しても高い水準にあると聞いております。
近年の社会情勢の変化、とりわけ高齢化社会を迎えたことにより、高齢者が日常的に利用できる公園のニーズが高まってきており、子供たちの健全な育成の場はもちろん、高齢者の憩いの場として整備が求められています。
特に普段の生活に密着した身近な公園は、子供たちの遊び場としてだけではなく、近隣の住民のコミュニケーションの場として、また、災害時の避難場所として市民にとって大変重要な施設であり、より一層の整備を進めていただきたいと願うところであります。
そこで伺います。
身近にある公園の整備状況と今後の整備についてお聞かせください。
さらに、日常的に利用される公園施設はその安全性が確保されていなければなりません。
特に、遊具については子供たちが頻繁に利用するものであることから高い安全性がもとめられます。
公園の遊具は、子どもにとって、とても魅力的であり、楽しい遊びを提供してくれる、公園には欠かせない施設です。
未来を担う大切な子どもたちを、公園で安心して遊ばせるためにも、遊具は、事故につながるような危険がないように、常に安全な状態に維持管理されていなければなりません。
国土交通省では、平成14年3月に策定した「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」を、その後の遊具における事故事例や遊具の管理運営状況の実態等を踏まえ、平成20年8月に改訂しております。
本市においても、こうした国の指針の見直しや、全国において発生した遊具での事故を受け、公園における遊具の安全確保のための取り組みの改善がなされてきたことと思います。
このことについては、私が、平成21年第1回定例会の一般質問において、公園遊具の計画的な修繕について、ご質問しましたが、その際、修理などが必要な遊具については、順次作業を実施するとともに、今年度、専門的な調査をもとにした遊具の修繕計画を策定し、計画的な修繕、更新に努めるとのご答弁でした。
そこで伺います。
1点目は、昨年からの公園遊具の修理の進捗状況について。
2点目は、公園遊具の安全性を確保するための、現在の取り組みについて。
3点目は、今後どのような点に重点を置いて公園遊具の維持管理を行っていくのか。
以上、3点についてお聞かせ下さい。
以上で、私の第1回目の一般質問を終わります。
質問1 学校適正配置について(教育次長答弁)
(1)適正配置後の跡地利用について
ア 跡施設活用についての地元要望はどのように吸い上げ、まとめられるのか。また、現在どのような要望が出されているのか。
(答弁)
学校適正配置についてお答えします。
まず、跡施設活用についての地元要望はどのように吸い上げ、まとめられるのか。また、現在どのような要望が出されているのかについてですが、
現在、「真砂地区」及び「高洲・高浜地区」の両地元代表協議会において、町内自治会・青少年育成委員会などの地元関係諸団体から、跡施設活用についての要望や意見を集約しているところですが、地域コミュニティ関係や福祉関係への要望が、多く出されていると伺っております。
イ 跡施設活用については、市としてどのように検討していくのか。
(答弁)
次に、跡施設活用については、市としてどのように検討していくのかについてですが、
跡施設活用については、「千葉市学校適正配置実施方針」の中で、費用対効果を勘案し、有効活用を原則として検討するとの基本的な考え方が示されておりますので、これを踏まえ、地元要望や地域の公共施設の状況、さらには当該地域に関わる施設の整備計画や土地利用に当たっての計画との整合等を考慮しながら、全庁的な検討を進めてまいりたいと考えております。
(教育委員会教育総務部企画課)
質問2 マンション管理組合に対する再生支援施策について(都市局長答弁)
(1)制度は何を目的としているのか、その内容、対象となる管理組合の要件は何か、補助対象となる経費は何か
(答弁)
マンション管理組合に対する再生支援施策についてお答えします。
まず、制度の目的についてですが、
1 マンション再生の検討を進める管理組合の合意形成のための活動を支援し、良好な住環境を確保することを目的としております。
2 制度の内容についてですが、国の地域住宅交付金を活用し、管理組合が行うマンション再生活動費について、2分の1かつ25万円を上限とし、最長5年間の助成を行うものであります。
3 補助対象となる管理組合の要件につきましては、
①5名以上の区分所有者を有する管理組合であること、
②延べ床面積の2分の1以上が住宅用途であること、
③マンション再生の検討を行うこと及びその経費について管理組合の総会の決議がなされていることなどとしております。
4 補助対象となる経費につきましては、マンションの現状調査、老朽化の判定、建物の再生方法の検討、居住者の意向調査等に要する経費としております。
(2)この制度を利用することにより、どのような効果が得られると考えているのか
(答弁)
次に、効果についてですが、
1 先進市では、本市と同様の再生支援を行った管理組合において、区分所有者の合意形成が得られ、再生事業に着手した事例があると聞いております。
この補助制度の創設をきっかけとして、数多くのマンション管理組合において、再生の重要性を認識していただき、再生に向け具体的な活動が始まることを期待しております。
(都市局建築部住宅政策課)
質問3 公園緑地の整備と管理について(都市局長答弁)
(1)公園の整備状況について
ア 身近にある公園の整備状況と今後の整備について
(答弁)
公園緑地の整備と管理についてお答えします。
まず、身近にある公園の整備状況と今後の整備についてですが、
1 街区公園などの身近な公園は、「第2次5か年計画」に基づき整備しており、平成18年度から21年度までに13か所の公園が完成しております。
2 平成22年度は、土気東特定土地区画整理事業区域内に街区公園を1か所整備する予定であります。
今後とも、適正配置に努め、計画的に整備を進めて参ります。
(都市局公園緑地部公園建設課)
(2)公園の安全対策について
ア 昨年からの遊具修理の進捗状況について
(答弁)
次に、公園遊具の修理の進捗状況についてですが、
1 平成21年6月から7月にかけて、公園遊具の一斉点検を行い、その結果、何らかの対応が必要と認められた遊具は144基ありました。
2 このうち、平成22年1月末までに、早急な対応が必要であった25基を修理するとともに、13基を撤去しました。
3 残りの106基についても、今後、順次対応を図って参ります。
イ 公園遊具の安全性を確保するための、現在の取り組みについて
(答弁)
次に、公園遊具の安全性を確保するための取り組みについてですが、
1 公園の年間維持管理業務受託者が毎月行う目視点検と職員が年1回行う定期点検のほか、必要に応じ点検を実施し、不具合を発見した場合は、速やかに修繕などを行い、安全性の確保に努めております。
2 また、老朽化した遊具については、第2次5か年計画に基づき交換を進めており、平成18年度から21年度までに、145基の遊具を交換しました。
3 また、今年度からすべての公園を対象に、長寿命化対策と計画的な更新を行うための「公園施設長寿命化計画」の策定に取り組んでおります。
ウ 今後、どのような点に重点を置いて公園遊具の維持管理を行っていくのか
(答弁)
最後に、今後の公園遊具の維持管理についてですが、
1 遊具などの劣化や損傷を未然に防止する予防保全型管理に重点を置き、安全点検及び補修による公園施設の長寿命化や、計画的な更新による経費の年度間の平準化を図り、より一層効率的な公園遊具の安全性の確保に努めて参ります。
(都市局公園緑地部公園管理課)
答弁頂きありがとうございました。
2回目ですが、要望とさせていただきます。
1 学校適正配置について
現在のところ、地元関係諸団体からの跡施設活用について要望、意見の集約をしているとのことでした。
学校は、地域コミュニティーの中心でもありますし、今後は、地元の方々から愛され、親しまれる施設として生まれ変わることが望まれます。
答弁では、ありませんでしたが、私が聞くかぎり、自治会や防災会などの倉庫としての活用、高齢者のコミュニティーの場としての活用、子育て支援の場としての活用、さらには、不足しているスポーツ活動の場としての活用など、多くの要望がされていると聞いております。
是非、地元要望が集約され、有意義な施設になることを望みます。
さらには、千葉市独自の新しい取り組み等が検討され、他市のモデルとなるような跡地活用ができればと考えております。
例えば、地域で何らかの形で使用する無償施設と民間やNPO法人に貸し出す有償施設を複合的に設計するなど、市の新たなる収入源としての研究もしていただきたいと思います。
大切な財産ですので、有効的な利用を望むものであります。
2 マンション管理組合に対する再生支援施策について
次に、マンションの再生支援施策についてですが、改修や建て替えを行う際、管理組合の合意形成活動支援をするこの制度が行われることは、新しい第一歩ととられております。
しかしながら、合意形成には、財源をどのように確保していくのかという、もう一つの難題があるわけであります。
建て替えや改修には、多額の費用を要することになりますが、財源をどのように確保し、各所有者からの負担がないよう改修、建て替えができるかが大きな課題となります。
この問題を解決するためには、建ぺい率や容積率の緩和等を行い、延べ床を増やし、それを財源とし再生させるという手法が有効だと考えます。
今後は、ぜひ、このような施策に関しましても積極的に検討し、本市が全国に先立つマンション再生モデル地区になることを望むものであります。
もう5年、10年後には、現実的な問題としてクローズアップされる問題だと思いますので、今からの対応が必要ではないかと思います。
3 公園緑地整備と管理について
最後に、公園緑地整備と管理についてであります。
公園は、市民の皆様が一番身近に感じられる施設であります。
コミュニティーの中心であり、子どもたち、高齢者にとっては、大切な憩いの場であります。
今後は、より一層の整備と安全な管理を望むものであります。
特に、子ども達が遊ぶ遊具におきましては、対応が必要と認められる遊具のうち、まだ106基が未対応とのご答弁でした。
これらの遊具についても、今後、順次対応していただけるとのことですが、私は、こうした状況はできるだけ早く解消し、全ての遊具が100%安全な状態で子どもた
ちに提供されるべきであると考えます。
財政的に厳しいことは十分にわかっておりますが、子ども達の生命にも関わる問題でもありますので、早急な修理の対応を強く臨みます。
以上で、私の一般質問を終わります。
ありがとうございました。
以 上
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